
理容師も認める道具はヒゲをも極める
「カミソリ」といいますと「T字カミソリ」をすぐに思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?もちろん、「T字カミソリ」でもヒゲを剃るには十分な事は歴史からみても判る事。
そこで「シェービング」のプロである理容師ではどうでしょうか?従来の1枚刃のカミソリは無論ですが、お客様のニーズに答える形で2枚刃タイプのプロ仕様のものがあります。
その「プロ仕様」のカミソリはプロである理容師にはもちろんですが、実はヒゲを整えるのに有効なツールとなります。それが、今回ご紹介する「Barber-set2008」なのです。
ヒゲのラインが判りやすい
深剃りも手首の円運動で
T字では難しいラインも楽
口角周りの髭角度も簡単に
顎から口までの髭の角度付け
口髭上部の角度も判りやすい
道具を知るという事
カミソリの種類
今、一般的な男のカミソリはいわゆるT字型ホルダーという物が主流です。そして女性の眉毛などの細かいシェービングではこれも一般的ですがL型という棒状のカミソリが主流であります。そこでここではカミソリの種類なんぞ教えちゃいます!
昔々は黒曜石や青銅器
人類は遠く有史以前にさかのぼりヒゲ、体毛の除去、また頭髪を整えるのに刃物らしきものを用い始めたといいます。旧石器時代には、貝殻、動物の骨、サメの歯、火打石などを刃物として使ってたんですね。石器時代には闘争時にヒゲを掴まれないよう自己防衛手段として、ヒゲを剃る必要に迫られた・・という訳です。生存競争がカミソリのルーツを生んだのですねぇ。新石器時代人は黒曜石の石刃を使っていたと推定されますが、青銅器のカミソリの発見に伴い、色々な形の刃物が作られるようになったといわれております。既に紀元前14世紀のエジプトにおいては、斧形のカミソリが使われ、新王国時代になるとナント現在の西洋レザーに似た形のものが現れたことが伝えられております。形としては、まっすぐなものと三日月のものとがあり柄には細長い棒がついております。当時カミソリは外科手術用として医者の道具であったようですね。日輪と船の文様は太陽の表象であってアーリア神話では医術を示している事からそのように推定されてまs。エジプトやクレタなどでも古くから頭髪とヒゲを剃る習慣があったそうですよ。
第18王朝には、身部と柄部を別々につくり、金具で連結し今日の西洋カミソリのように折りたたみのものがあったんですね。いわゆるレザーは前6世紀頃、ローマにもたらされた、1世紀あまり費して一般に普及した訳です。そして、毎日ヒゲを剃る習慣をはじめたのは前2世紀ローマの将軍スキピオだったという事です。そして、我が国日本には6世紀頃に仏教の渡来と共に輸入されたようです。当時は僧侶の髪剃り用で仏具として扱われてまして、安土桃山以後は月代を剃るに使われるようになった訳です。それから日本カミソリと呼ばれて一般でも用いられるようになったんですね。そして明治初年、西洋理髪の移入とともに、レザーが日本でも次第に普及してきた訳です。
今日一般に使われている安全剃刀は1895年、アメリアのジレット社が考案したものでシェービングが簡単になり日常の習慣となったといわれております。20世紀に入るとステンレス製の替刃、電気剃刀が発明されたんですね。
1)西洋レザー これは俗にいう床屋さんが使用している折りたたみ式のカミソリです。最近ではこのカミソリも替刃式になっているが本来は砥石で刃を研ぎ、また補佐役で革砥で調整を行ってたんです。現在、替刃式ではない一体式の西洋レザーは少なくなかったが、昔ながらの革の砥石で「パッ、パッ、パッ」とカミソリを研ぐ風景を懐かしがる方が多いですね。(20歳代の人は知らないかも?)
また、このカミソリの特徴は名前の通り西洋から来た物で、刃部分両方に刃付けが施されております。またコンケープがある事でシェービングは振動を利用して行うのですね。使用後は2つに折れて刃部分が収納出来るようになってます。
使用の際は、左手で肌を引っ張りながらカミソリをあてるのですよ。
2)日本カミソリ 日本カミソリは、レザーと基本的には同じであるが片刃です。関東地方では主に西洋レザーを使用するが関西ではこの日本カミソリが主流なんですねぇ。特徴としては西洋レザーのようにコンケープがないので刃の感触がダイレクトに肌に伝わるので、剃った後、滑らかな感触になる訳です。
使用の際は、左手で肌を引っ張りながらカミソリをあてます。
3)両刃カミソリ 上記カミソリとは違い、カミソリのホルダー部分上部が開閉、またはネジ式で開きそこに両側に刃の付いた替刃を装着します。これが初代の安全剃刀なんですね。使用方法は柄を保持して上部に付いているカサ、刃先、クシの三点を肌に接触するようにすると自動的にポイントアングルが35度付近の角度になりシェービングが出来ます。また、クシの角のところで肌を圧しているので、レザーでおこなうシェービング時の左手の引っ張り効果が働くのですね。そして、安全カミソリは皮膚面と刃先を一定の圧力で接触させ安定した切れ味を保つ為に、ある程度の重量が必要となるのです。
4)片刃カミソリ=シックインジェクター 知ってる方にはたまらないシックの代表的なカミソリ シックインジェクター!刃は両刃と違い片側のみついております。既に肌にあたる部分の角度が固定されている専用ホルダーに専用替刃を装着するカートリッジを差し込み刃を入れるのですねぇ〜普通の刃に比べ0,1mmと厚刃なのでタフな切れ味、また長切れしたのが魅了の一つ。未だに人気があり専門サイトが出来るほどなんですよ。
5)2枚刃カミソリ
シックインジェクターの2枚刃もあるが、2枚刃の特徴は「1枚刃に比べより深剃りが効く!」という事です。
1枚刃でヒゲを剃る場合、刃がヒゲを持ち上げながら切るので残りの部分は、その後100分の6秒の速さで元の毛穴に戻るのです。ヒステリシス(履歴現象)
このずれを利用するもので、一枚刃よりも40%も深剃りし、伸びも4時間遅いと言われております。製品によりことなるが厚さ0.1mmの2枚の刃が1.5mmで平行にはめ込まれ固定されているんですよ。
6)3枚刃カミソリ
ジレットマッハ3・ターボが主でありますが、2枚刃より、より深剃りが出来るのが特徴。特殊なスムーサーが肌あれを防ぎ潤滑剤となるので痛みを軽減します。
刃の枚数が増えた分、替刃の肌にあたる厚さも大きくなったが上手い具合にきちんと剃れるように加工されているのですよ。
7)4枚刃カミソリ
シック クアトロ4が主であります。そしてシック製品には「切れてな〜い」でおなじみのワイヤーガードが刃部分に巻かれているので横滑りしても肌が切れないように施されています。また、3枚刃同様、刃が増えた分厚みもあるが上記製品と同様、上手い具合にきちんと剃れるように加工されているのですねぇ。もちろん、スムーサー付きでありますよ。
8)5枚カミソリ
ジレット ヒュージョン 5+1 が主であります。これは名前の通り5枚刃なのだが特徴として刃の裏面にも1枚の刃が装着されておりもみあげやヒゲなど余分な毛をカット出来るようにグルーミング専用のカミソリが裏面にあります。そして、もう1つの特徴は刃部分を装着する部分、3枚刃の箇所に5枚装着したので肌にあたる刃の圧力が分散しヒリヒリ感が軽減されるのですねぇ。もちろん、スムーサー付きであります。
追記、3枚刃から5枚刃までは電動バイブレーター式のカミソリもあります。
カミソリのホルダーの部分にモーターと電池がありスイッチを入れると微振動が起こり振動の揺れで肌から出ているヒゲが垂直に立ち上がり、通常のカミソリよりもより深剃りが効くという製品です。
9)軽便カミソリ
軽便カミソリは日本で生まれ育ったかみそりで使い捨てカミソリであります。
特徴としては、刃とホルダーが一体となっており簡便且つスピーディーに使用出来きます。またいつも使い捨てタイプなので常に新品で使用出来るので衛生的で非常に安価で経済的ですね。
10)女性用カミソリ
女性用カミソリは軽便カミソリの型式のものが多く、顔剃り、マユ毛剃り、ムダ毛剃り用とそれぞれ工夫されております。
女性用のカミソリは刃先に横滑りを防ぐセーフティガード加工がされ肌を守る特殊な刃先となっているのですよ。
上記製品のカミソリを使用したシェーブを一般的にウェットシェービングといいます。
ウェットを使用するのはお湯または水がなければ行えないからなんですねぇ。
また電気カミソリなどはお湯や水を使用しない事からドライシェービングといいます。
電気カミソリ
1920年頃、アメリカのシュイックという人が考案したもので、水・石けんなどを使用せずにヒゲが剃れる事から一名、ドライレザーと呼ばれてます。
日本の第一号電気カミソリは、昭和23年に“プリモ”というブランドから発売されました。従来のウェット式といわれる小刀式カミソリ及び安全カミソリは鎌の様なもので毛を根本から刈り取るけど、電気カミソリはハサミの様な物で毛を挟んで切るのであります。原理はバリカンと同様で、上下2枚の刃が合わさって刃がスライドして切る訳ですね。
電気カミソリの種類
1) 共振式
電磁石を使用し、下の刃を左右にスライドさせるもの。欠点は力が弱い事であるが、長所は構造が簡単で故障が少ない事であります。
2) 回転式
モーターを使用し、下の刃を回転させて切るもので長所は共振式に比べ力が強い事であり、短所は構造が複雑で故障が多い事です。
3) コード式
交流電源を使用するコード式のもので一般的に家庭用とされてます。
4) 電池式
乾電池(直流)を内蔵した携帯用である。旅行、オフィス、車の中でと使われており用途が広い!
5) 充電式
コード式、電池式の機能をかね揃えたもので交流電源により、一定の間充電させてノーコードでどこででも使用可能なものです。
ドライシェービングの特徴
電気カミソリでヒゲを剃った場合、安全カミソリ比較して下刃の厚みだけヒゲが残るため、あまり深剃りは効かないのです。
しかし、安全カミソリやレザーでシェービングしたならば皮膚表面(古い角質以上の真皮)が削られる可能施が大でありシェービング後、ヒリヒリしたり血を吹いたりする事があります。
電気カミソリは剃っても若干の皮膚表面は削られても乳頭層まで達する事は先ずないので血を吹く事は皆無であるわけですね。
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